禁煙外来

当院では平成20年9月より禁煙外来を開設しています。
医師 1名、看護師 2名で毎週木曜日に行っています。
禁煙外来は3ヶ月の間に原則計5回受診していただくことになっており、最初の受診時には喫煙状況など詳しくお聞きするために、30分程度かけています。禁煙外来はニコチン依存症という病名をつけて、薬を保険で処方する外来です。
そのために以下の4点を確認します。

  1. タバコ依存度スコア(TDS)を調べ、一定の点数を超えている
  2. 喫煙指数(本数×年数)が200以上
  3. すぐに止める気があるか
  4. 文書で禁煙挑戦を表明できるか

タバコの成分の話をするとほとんどの方はショックのあまり絶句されるか、もしくはすぐには信じられないのか、遠くを見つめているような表情をされます。まだ一般の方へのこうした知識の普及がすすんでいないことにもよるのでしょう。にわかには信じられない話も、タバコの一成分である一酸化炭素の呼気中濃度測定を受けていただくと、「ウーン」と唸られます。

禁煙外来に来られた動機をお聞きすると、自分や家族の健康への影響が気になられた方、ご家族に促されて、あまり乗り気ではないがとりあえず来てみた方、喫煙場所が少なくなり、肩身が狭くなって受診される方、と様々です。どんな動機でも構いません。まずはとにかく一度気軽に受診していただいて、タバコについて一緒に考える機会になれば、と思っております。

近年、あるドーム球場の屋内で、透明な壁に覆われた喫煙ルームを見かけました。内部はタバコの白煙でもうもうとし、周囲にはタバコ臭が立ち込めていました。父親が喫煙ルームの中でタバコを吸い、おそらく子供さんでしょう、ドアから中に入ろうとしている状況でした。父親は「入ってきたらあかん」という仕草で止めていましたが、同じ年頃の子供を持つ私には、このような不完全な分煙は、意味のあるものとは到底思えず、悲しい光景でした。少しでも早く日本でも屋内完全禁煙が実現することを祈りつつ、1人でも多くの方が卒煙されるよう手助けをしていきたいと考えている今日この頃です。

お電話にて受診希望の旨をお伝えください。診察予約日を調整させていただきます。

0771-42-2510(代)
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