泌尿器科
「患者さんに納得していただける医療」を診療の基本理念に掲げ、膀胱炎や腎盂腎炎、腎結石や尿管結石、前立腺肥大症や膀胱機能障害などの良性疾患および前立腺癌、膀胱癌、腎臓癌などの悪性疾患に対する診療を行っております。
主な診療内容
京都府立医科大学泌尿器科学教室およびその関連病院で習得した知識と技術を活かした最先端の低侵襲治療を積極的に導入しており、特に外来通院で行える体外衝撃波結石破砕術、入院期間が短い経尿道的内視鏡手術、大きな皮膚切開が不要で痛みも少ない腹腔鏡手術などを得意としております。
尿路感染症 | 適切な抗生剤投与を遅滞なく行うとともに、尿路通過障害や膀胱尿管逆流などの原因の有無についても精査します。 |
---|---|
尿路結石症 | 結石の大きさと部位および症状の程度に応じて、薬物療法、内視鏡手術のうちから最適な治療方法を選択します。また結石の原因検索と再発予防にも積極的に取り組んでいます。 |
前立腺肥大症 | 薬物療法から開始し、効果が不十分な場合は経尿道的内視鏡手術を積極的に行っております。内視鏡手術における入院期間は1週間以内の場合がほとんどです。 |
前立腺癌 | 近年増加傾向の著しい癌のひとつです。検診を契機に早期に受診される方が増えており、そのような場合は根治的前立腺全摘術を行っております。また放射線治療をご希望される方には当院にて放射線治療を受けていただけます。 |
膀胱癌 | 泌尿器科領域で最も頻度の高い癌のひとつです。早期の段階の方であれば経尿道的内視鏡手術で治療が可能です。一方進行癌の場合は膀胱を全て摘出するのが一般的ですが、抗癌剤の経動脈的注入療法を行う事により膀胱を温存できる場合があり、当院では放射線科と連携してこの治療を行っております。 |
腎臓癌 | 近年、超音波検査やCT検査で早期の腎臓癌が偶然に発見される方が増加しています。そのような場合は腹腔鏡手術での治療が可能です。また腎臓の働きが低下している患者さんの場合には、腎臓の正常部分を出来るだけ残す腎部分切除術を施行することもあります。 |
スタッフ紹介
金沢 元洪(かなざわ もとひろ)
役職 | 泌尿器科部長 |
---|---|
卒業大学・卒年 | 京都府立医科大学(平成8年) |
専門 | 泌尿器科疾患全般、泌尿器癌、腹腔鏡手術 |
資格 | 日本泌尿器科学会専門医、指導医 泌尿器腹腔鏡技術認定医 日本がん治療認定機構認定医 泌尿器ロボット支援手術プロクター(前立腺) 京都府立医科大学 客員講師 |
安食 淳(あじき じゅん)
役職 | 泌尿器科医長 |
---|---|
卒業大学・卒年 | 京都府立医科大学(平成23年) |
専門 | 泌尿器科一般 |
資格 | 日本泌尿器科学会専門医 |
井上 魁(いのうえ かい)
役職 | 泌尿器科医員 |
---|---|
卒業大学・卒年 | 東京慈恵会医科大学(平成30年) |
専門 | 泌尿器科一般 |
資格 |